今。

諸々。
たくさん。
いろいろ。

皆さんお元気ですか?

4月から5月にかけてたくさんの新しい人との出会いが
ありました。今もあります。4年目に入る大学の講義や
専門学校。新しいプロジェクトや取り組み。

当たり前ですが、人なんだな~
つくづく感じています。

モノを作るのも、壊すのも、想像したり、妄想したり
恋したり、憎んだり、追い込んだり、焦ったり。

人がいて進む。
人がいて後退する。

皆さんは何を感じて生きてるんですか?

毎日毎日生きていくには何が必要なんでしょうね。

今、劇団で作品を作っていますが創作って稽古場だけで行われるものじゃないんですよね。稽古場以外で体感したことの上澄みとか沈殿したものの確認作業ではないかと思ってます。それを稽古場の中で体感しようと思ってもそりゃ無理なんではないかと。もともとゼロ状態から積み上げていくものだからすべてわかった状態で稽古がはじまって衝突させてもなんか本物じゃないしアナログではないんですよね。日常で戦ってなくて、いくら板の上であがいてもそれは作品にはつながらないと思ってます。自分を持っている人じゃないと輝かないんではと。今はそんな要素が足りないんですよね。今創作してても何かが足りないんですよね。自分に嘘をつかないで進むための体力が欲しいです。まわりを変えるためにはまず自分を変えようと思ってます。

皆さんはお元気ですか?

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やっぱり。

草原で2人。空を見上げてる。

「やっぱり。」

ん?


「やっぱり。そうだよねぇ。」

何が?

「いやぁ、自分の気持ちに正直に生きるべきだと
感じる今日なんですよね。」

なるほど。
でもいろいろと衝突するんじゃない~?

まあ、でも、必要なんだろうね。
それ。

なんで。

うーん。なんか真っ白けになるためには。
衝突して真っ白になって、そっから色を
付け直してまた衝突してまた真っ白になって。

じゃあいっつも白紙ってこと?

ううん。多分違う。
白い色が濃くなるんじゃないかな。

濃い白?

スゴい白。
ダリが言ってたのかな~
白だけが本当の色だって。

ふーん。

濃い白見つけたいんだよね。
濃い白。
コイシロ。
そのためには恋しろ。

ダジャレですか。

まーね。
でもなんか恋愛とかじゃなくて。
とにかく直球。
それで打たれたら自分の実力ですよ。
変化球で打ち取るよりもある意味気持ち
いいんじゃないかなぁ。

ふーん。
そうですか。

うん。
その先に何があるのかは・・・
まぁ、自分の中で。

えーそこまで言っといて~

隠蔽。

隠蔽?

そう、人は隠蔽しているから
素敵なんですよぉ。

隠し事?

ううん。
どっちか言えば大切なテリトリー。

テリ?

まぁいいじゃないっすか。
あー昼間なのに月が出てる。

ん?
あーほんとだ。
普通にきれい。

ね。きれいねぇ。
なんか透けてる感じ。
あの月。

太陽に照らされてどんな気分なんだろう。

うん。
でも白いね。すごい白い。
あの白はなに白なんだろう。

セロリアン白ー。

しろーって。
名前じゃないんだから
伊藤シローみたい。

なんでカタカナ。
伊藤四郎でしょ。

でも、なんでカタカナってわかったの?

んーなんか。

でも、ちがうよぉ
正式には伊東四朗。

あっそうかー
そっちかー

「え?」
「え?」




あーなんか気持ちいいねぇ。
ここ。
この場所。




うん。




やっぱり。



ん?




遠くで電車の音がガッタゴト。

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いろいろな波。

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いろいろな波が押し寄せて来て。
大きな波になって。
それに乗るための船と乗り組み員が必要で。

そのために考えることがたくさんあって。

泥舟にならないように。
ノアになるように。

さてさて。

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海と日傘-日記7

長崎に行った。

電車が走り、百貨店の上には観覧車。
どこかで見たことのある風景。

でも違う。
何かが違う。
高速道路から都市高速に入ったころから感じた違和感。
曇りの天気がそうさせるのか緊張している自分。
息がつまりそうな状態になる。

松山で見慣れた風景から、一転目的地に向かうと恐ろしいほど
の坂道の応酬と難解な道。考えすぎだが、何か自分自身が拒ま
れているようにも感じた。

やっと到着した資料館。
ゆっくりと外観を見ながら玄関へと進む。
まだ緊張が解けない。
シルバー人材センターの人々が丁寧に手入れをしている
美しいエントランスを楽しむことが出来ない。
また息がつまりそうになる。

やっとた辿り着いた入り口。
そこで一人の女性と目が合った。
ボランティアガイドの女性、松田さん。
なんか無性にその人に近づきたくてお願いをする。
快諾。

入場。
いきなり時を刻む音に足が止まる。
練習当初のメトロノームのイメージと合致。
そこで投下の瞬間のカラー映像を見る。
足がすくむ。
美しいのだ。
そこに写ったきのこ雲は本当に醜悪で美しかった。
人間が作り出した人口の雲。
自然界にはない形。
繰り返されるキノコの連続に不気味に魅入られる。
ただ、その頃には不思議と緊張も解け息苦しくもなかった。
何か少し確信に満ちたものが流れ創めていた。

妙に落ち着いて振り返る。

そこに振り子時計。
11
時2分で息絶えたもの。
丁寧に展示されたその時計は見覚えがあった。
振り子の部分に振り子はなく、歯車が。
確かに見覚えのあるイメージ。
もう驚かなかったがまた確信。

さらに落ち着く。
深呼吸。

それからガイドの女性に促され説明を聞く。
いろいろな感情が入り混じって泣く。
しっかり泣いた。
しっかりと泣いてから前を見た。

松田さんは静かに待ってくれていた。

それから194589112分に何が起きたのかを知った。
はじめて知った。
おそらくは本当に一部の一部だが、知った。
今回の公演に「海と日傘」を選ばずにいたら知りえなかった
ことを知った。

松田さんは真実は語らず淡々と事実を伝えてくれた。
それは自分の中の真実を見極めろという宿題に聞こえた。

原爆という事実は問題ではない。
それが投下された真実を自身が知るべきだと。
反対?賛成?でもない。
過去の痛みから学習しなくてはならない。
それぞれが生きるためにすべきこと。感じる痛み。

自分にはそれがない。
自分にはそれがないことを知った。
でもそれがないことを知ったということは大きかった。
今後すべきことの軸が目標として現れてきた。

松田さんにお礼を言って別れる。
別れ際に松田さんから「私もあなたに会えて幸せでした。」と言われる。

その後紹介してもらった爆心地公園へ
道すがら出会う。
少女に再会。

Photo_4

やはり物語りの起源があった場所。
そこに自分と関係するものを見つけた。

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海と日傘-日記5

日々を追うごとに不透明になるものが増える。
物語りの影は感じるが霞を拭うことは出来ない。
ただ、拭えたとしてもそれを受け入れることが正とは判断できない。

稚拙な技術や思わせぶりな表現は物語を腐らせる。
現在も腐敗へ導くことを恐れ警戒しているが壁の隙間からすり抜けて入ってくる。

俳優は強い精神と肉体を手に入れて向き合うことで、物語りの世界に入る鍵をもらう。

違和感の束が心をずっと包んでいる。
衝動でも脱げることがない。
ゆっくり時間をかけて溶かすしかない。

慣れ?
堪えた?
深呼吸?

奥底にある硝煙がくすぶる。
熱く煮えたぎる。

そう遠くない未来を想像しまた堕ちる。
そこでつむぐべき過去を明確にして走りたい。

肥大した感触を隠蔽せず吐く。
白く聳える白竜が投げつける言の葉は
暖かく突き刺さる。

拡散した意識を集約してまた大きく呼吸を。
大きく呼吸を。

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海と日傘-日記4

やっと配役がすべて集まった。
本当に集まったという感覚。
俺と一緒に芝居どうこうって意味ではなく、
作品に引き寄せられた。

作品のためにたくさんの感性が歩み寄った。

しかし見事にバラバラ。

元の姿に戻るまでにはまだまだ。

なんせ俺がバラバラですから。
あほあほヨワヨワですから。

自分の弱さをかみ締めて
すべき事を進めよう。

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海と日傘-日記2

自分の記憶として今日のことを残す。

白い砂丘が波打つ。
ただそれは光明に溢れている。
それをつかむことでフォルムを明確にする。
繰り返さぬよう石に刻む。

やっと出会えたものの糸をたぐる。
毎日毎分毎秒。
そこには一単元以上のつながり知る。
壮大なうねりは竜にも似ている。
竜がこちらに気がついた?
俺が竜に気がついた?
どちらにせよ当たり前だから。

だから見つけたい確実に。
揺るがないように。
はるか遠くに、でも近くに。
そこには暖かさがある。
本当の暖かさがある。

この痛みは生きている証。
この痛みは過去からの信号。

鏡に映る自分の心が洗い流されるのが
わかる。やっと見つけた。

長い時間をかけて旅をして来た。

これからの旅は過去にある。
そこに何かがある。
見つけるのではなく、想い出す。想い。

この日の感情は先に送る船に積んだ。
就航したい。でもまだ。

とりあえず長崎に行く。

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海と日傘-日記

昨日、挿入曲と作品世界の整合性を確かめるために友人
の音楽家柏原さんと声楽家清水さんに稽古場に来てもらう。
3/19

俳優が役を引き寄せるように、演出として作品を引き寄せ
ようとイメージした曲を何度も何度も聴いた。その曲が物語
りの世界に受け入れられるか昨晩からかなりの緊張にて
彼らを迎える。

奏でられたその曲には命が。
理解していたつもりのライブ感が心を貫いた。

荘厳な響きにアイニクノ雨音が拍手に聞こえる。
ボロボロのアトリエがいとおしく思えた。

二人に強く感謝です。
確認できたことがたくさん。


そして今日になってやはりいつもの違和感が。
物語りからのアンチテーゼがあり、さ迷う。3/20

海ばかりの自分が川内にある滝へ引き寄せられた。
自然の中の大轟音。
滝の中にたくさんのものがある。
心洗われてまた愕然と気づく。
弱いです。
本当に弱いです。
すでにこの作品に取り組んで何度涙したか
覚えていない。本当に自分は弱い。

物語りから逃げていたのは自分。
つまらない技術や見栄が無数にわかる。
何度同じ過ちを繰り返すのでしょうか。

自分と向き合う強さが欲しいです。
生きることと向き合う強さも。

毎回同じ事を書いているように。

人を好きになったり、裏切ったり
嘘をついて、逃げたり。
高くみせたり、広くみせたり。
実態は。実態は。

「痛み」を感じて生きていく。
そのことが人間に与えられた生なら。
それも運命なのでしょう。

本当に自分の浅はかさが毎日見えます。
生きることに嘘をつきたくない。
痛みを受容し、前に進みたい。

苦しいです。
でも物語りを引き寄せたい。
耳を傾けています。

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それで。

早速劇団無限蒸気社の10回公演の稽古に取り組む。

うれしいことにたくさんの仲間が集まってくれた。
そして今も増えている。

稽古初日。
読みから入るが全然進まない。
とても難しいものに取り組んだと再認識。
おもしろい。
とてもおもしろい。

まだほとんど見えてこない今回の物語り。
唯一中に流れるべき曲と断片的イメージが脳みそをカスル。

前途多難だけどなぜこんなに楽しいのかはわかってる。つもり

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20年ぶり。

昨日、20年ぶりに会った友達。

うまく書けないけどすごいつながりで出会えた。
しかも俺の心をわかっていた。

決定論、運命論。

この思いは読んでいる人には伝わらないけど
自分のページには深く残った。

やはり物語の世界は存在する。
しかも現実の世界と複雑に絡み合いながら。

先週までの芝居でわかったこと。

演劇とはすべての事と向き合うこと。
演出も俳優もお客様も。

舞台が現実からの逃避であってはいけない。
すべてのストレスを表現に変えていく。

物語は虚構ではない。
そこに真実がある。
人間は元来物語の中に生きている。

想像力=具体的に物事を考える力

ベタに言えば自分を信じる力。

何かに引き寄せられ認知症というテーマに取り組んだ。
そこから感じたものは今までにないものだった。

これから。

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