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海と日傘-日記5

日々を追うごとに不透明になるものが増える。
物語りの影は感じるが霞を拭うことは出来ない。
ただ、拭えたとしてもそれを受け入れることが正とは判断できない。

稚拙な技術や思わせぶりな表現は物語を腐らせる。
現在も腐敗へ導くことを恐れ警戒しているが壁の隙間からすり抜けて入ってくる。

俳優は強い精神と肉体を手に入れて向き合うことで、物語りの世界に入る鍵をもらう。

違和感の束が心をずっと包んでいる。
衝動でも脱げることがない。
ゆっくり時間をかけて溶かすしかない。

慣れ?
堪えた?
深呼吸?

奥底にある硝煙がくすぶる。
熱く煮えたぎる。

そう遠くない未来を想像しまた堕ちる。
そこでつむぐべき過去を明確にして走りたい。

肥大した感触を隠蔽せず吐く。
白く聳える白竜が投げつける言の葉は
暖かく突き刺さる。

拡散した意識を集約してまた大きく呼吸を。
大きく呼吸を。

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